北海道三大ラーメンとは、広大な北の大地で独自の進化を遂げた「札幌ラーメン(味噌)」「旭川ラーメン(醤油)」「函館ラーメン(塩)」の3つのご当地ラーメンの総称です。それぞれ厳しい寒さをしのぐための工夫や、地元の歴史・食材が色濃く反映されており、ラーメン王国・北海道を代表する最高峰の三大グルメです。
A.札幌ラーメンは味噌、旭川ラーメンは醤油、函館ラーメンは塩が代表の味です。札幌は炒めた豚肉や野菜に出汁と味噌を合わせたスープに黄色い中太縮れ麺、旭川は豚骨・鶏ガラと魚介のWスープに中細の縮れ低加水麺、函館は黄金色の透き通ったスープにストレートの細麺を合わせます。
A.最も古いのは函館ラーメンです。明治17年(1884年)の洋食店の広告に「南京そば」の文字が見られ、日本で最も早く提供されたラーメンの一つとされます。旭川ラーメンは昭和22年(1947年)に屋台から発祥した店が基礎を築き、札幌の味噌ラーメンは昭和30年(1955年)頃に生まれました。
A.表面を覆うラードは、スープの熱を逃がさないための工夫です。札幌ラーメンではラードがフタの役割を果たし、最後まで熱々のまま食べられます。旭川ラーメンの油膜は氷点下20度以下にもなる冬に備えて考案されたもので、湯気が立たなくても中は火傷するほど熱々です。
A.それぞれの街に店が集まる場所があります。札幌はススキノの「元祖さっぽろラーメン横丁」や「新ラーメン横丁」、旭川は郊外の「あさひかわラーメン村」で、有名店8店舗の味をミニサイズで食べ比べられます。函館は函館駅前やベイエリア、五稜郭周辺、大門横丁などに老舗や人気店が点在しています。
A.北海道三大ラーメンの三つの街はいずれも北海道にありますが、直線距離では札幌と旭川が約110km、札幌と函館が約150km、旭川と函館が約260km離れています。