【概要】
茨城県土浦市で開催される、スターマイン(速射連発花火)日本一を決める競技大会。秋の澄み切った夜空に、音楽とシンクロした質の高い花火が次々と打ち上げられる。11月開催という時期も特徴的。
【歴史】
土浦全国花火競技大会は茨城県土浦市で1925年に始まった、日本最大級の秋の花火大会です。かつては10月に開かれていましたが、近年は11月上旬の土曜日に日程が移り、2026年は11月7日の開催が予定されています。大曲と並ぶ二大競技大会として花火師の技術向上を支えてきました。約2万発が打ち上がり、内閣総理大臣賞を目指して全国から名だたる花火師が集まります。
【特徴】
土浦の競技は10号玉、創造花火、スターマインの3部門で争われます。秋の澄んだ空気は花火の発色を鮮やかにし、湿度が低いぶん煙も早く流れるため、夏とはひと味違う美しさを楽しめます。桟敷席に座れば、目の前で開く大玉の衝撃を体で感じられるでしょう。フィナーレを飾る土浦花火づくしと呼ばれるスターマインは、息をつく間もない迫力です。
【見どころ】
3部門それぞれに優勝と準優勝が選ばれ、総合優勝者には内閣総理大臣賞が授けられます。有料の桟敷席は打ち上げ場所の目の前に組まれたやぐらの上にあり、抽選で購入する仕組みです。大会提供花火のワイドスターマインは音楽と連動した華やかな構成で人気を集めます。会場は土浦駅から徒歩30分ほどで、当日は臨時のシャトルバスも運行されます。
【トリビア】
土浦は花火の街として知られ、市内には花火の工場もあります。秋に開催する利点は気温と湿度が低いことにあり、色がくっきりと出て煙も速やかに消えていきます。大曲が技術の最高峰と評されるのに対し、土浦は総合力を問う競技会だとも語られてきました。両方の大会に出場して優勝を狙う花火師も多く、秋の霞ヶ浦周辺は熱気に包まれます。
📅 最終更新: 2026/9/7

