【概要】
琵琶湖の南端に位置する寺院。「近江八景」の一つ「石山の秋月」として知られ、紫式部が琵琶湖に映る月を見て『源氏物語』の構想を練ったと伝えられています。中秋の名月には多くの参拝客で賑わいます。
【近江八景】
滋賀県大津市、琵琶湖から流れ出る瀬田川のほとりに建つ西国三十三所観音霊場の第13番札所です。「近江八景」の一つ「石山の秋月」として知られています。本堂(国宝)にある「源氏の間」からは、瀬田川の清流と、その上に浮かぶ月を一望でき、その幽玄な美しさは平安貴族たちをとりこにしました。
【源氏物語】
紫式部がこの石山寺に参籠した際、湖面に映る月を見てインスピレーションを得て、世界最古の長編小説『源氏物語』の「須磨」「明石」の巻を書き始めたという有名な伝説があります。文学と月が深く結びついた、ロマンあふれる場所であり、多くの文学ファンが訪れます。
【月見の名所】
毎年秋には「秋月祭」が行われ、ライトアップされた境内で月を愛でるイベントが開催されます。巨大な硅灰石(天然記念物)の上に建つ多宝塔(国宝)と月のコントラストは、まさに日本の秋を象徴する絶景です。硅灰石は、石山寺の名前の由来でもあります。
📅 最終更新: 2026/1/3

