伊勢神宮の心御柱

(いせじんぐうのしんのみはしら)
📍 近畿三重県 伊勢市⛩️ 寺社🎭 文化

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【概要】

伊勢神宮の心御柱は、三重県伊勢市にある伊勢神宮正殿の床下中央に立てられる最も神聖な柱です。「忌柱」「天御柱」とも呼ばれ、内宮・外宮の両方に存在しています。20年に一度の式年遷宮の際に新たに建てられ、神が宿る神聖な柱として一般には公開されていません。

【歴史】

伊勢神宮の心御柱は、三重県伊勢市にある神宮の正殿の床下中央に立てられる柱で、忌柱、天御柱などの別名を持ちます。内宮にも外宮にも設けられ、いつ始まった作法かは明らかではありませんが、神明造の社殿の形式が定まった古代から受け継がれてきたとされ、神宮の祭祀のなかでも最も深く秘められた存在とされています。日本三大御柱の一つに数えられる、神宮の中心をなす柱です。

【特徴】

この柱は正殿を支える構造材ではなく、床下に短く立てられる象徴的な柱と考えられています。参拝者はもちろん、奉仕する神職であっても目にすることはできません。神が依り来る依り代とする説、社殿の中心を示す標柱とする説など解釈は分かれ、その形状や寸法も公にされていないことが、いっそう神秘性を深めています。参拝の際にはその存在を感じ取るほかなく、姿を知る者はごく限られています。

【見どころ】

二十年に一度の式年遷宮では、御用材を伐り出す木本祭と、新しい正殿の敷地に柱を立てる心御柱奉建が行われます。いずれも夜間に営まれる秘儀で、参列できるのは限られた神職だけです。柱そのものを見ることはできませんが、遷宮の年に新旧の御敷地が並ぶ光景から、その位置をうかがい知ることができます。遷宮後の古殿地には、心御柱のあった場所を覆う小さな覆屋が建てられます。

【トリビア】

心御柱に異常が生じた場合には天皇に奏上し、臨時の遷宮を行って改めるほど重んじられてきたと伝えられます。第六十二回の式年遷宮は2013年に行われ、次の第六十三回は2033年に予定されています。柱をめぐる作法は文献にも詳しく記されておらず、今なお多くが謎に包まれたままです。見えないものを敬うという日本人の信仰のかたちが、この心御柱によく表れているといえます。

📅 最終更新: 2026/9/19
伊勢神宮の心御柱
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です