日本三大湿原は、広大な面積と豊かな生態系を誇る、日本を代表する湿原の総称です。北海道の「釧路湿原」および「サロベツ原野」、そして本州最大の湿原である「尾瀬ヶ原」が含まれます。多様な動植物の貴重な生息地であり、ラムサール条約に登録されるなど、国際的にも重要な自然環境として保護されています。四季折々の雄大な風景が訪れる人々を魅了します。
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A.釧路湿原です。北海道東部に広がる日本最大の湿原で、面積は約28,000ヘクタールにも及び、東京都心がすっぽり入るほどの広さがあります。尾瀬ヶ原は本州最大の湿原、サロベツ原野は高層湿原として日本最大級とされます。
A.いずれも長い年月をかけて泥炭が堆積してできた湿原です。釧路湿原は約6,000年前の縄文海進で海だった地域が海退と泥炭の堆積で形成され、尾瀬ヶ原は約1万年前の氷河期以降に泥炭が少しずつ堆積して生まれました。サロベツ原野も数千年をかけて形成された高層湿原です。
A.初夏が中心です。尾瀬ヶ原のミズバショウは5月下旬から6月上旬、サロベツ原野のエゾカンゾウは6月下旬~7月上旬に見頃を迎えます。尾瀬ヶ原では夏にニッコウキスゲの大群落、秋には湿原全体を染める草紅葉も楽しめます。
A.開発で失われかけた経験から、それぞれ保護が進められてきました。釧路湿原は1980年に日本初のラムサール条約登録湿地となり、1987年に国立公園に指定されました。尾瀬ヶ原は日本初の本格的な自然保護運動でダム開発から守られ、サロベツ原野は利尻礼文サロベツ国立公園に指定されています。
A.3か所は北海道と群馬県の2道県に分かれ、互いに大きく離れています。北海道にある釧路湿原とサロベツ原野は直線距離で約300km、釧路湿原から尾瀬ヶ原までは約810km、尾瀬ヶ原からサロベツ原野までは約930km離れています。