【概要】
日本の中央に位置する中京圏の中核都市。徳川御三家の城下町として発展し、現在は自動車産業をはじめとするモノづくり産業の世界的集積地です。広い道路や独特の食文化(名古屋メシ)も特徴的です。
【歴史】
名古屋は、1610年(慶長15年)に徳川家康が諸大名を動員する天下普請で名古屋城の築城を始めた地です。清須の町ごと住民や社寺を移す清須越によって城下町が整えられ、尾張徳川家およそ62万石の中心として栄えました。1889年(明治22年)の市制施行で名古屋市が誕生し、東海道と中山道を結ぶ要衝という立地を生かしながら、近代の商工業都市へと大きく成長していきました。
【特徴】
人口はおよそ230万人で、東京の特別区、大阪に次ぐ規模を誇ります。中京圏の中核として、自動車や工作機械、航空機、窯業といったものづくりの企業が周辺に厚く集まる点が名古屋の強みです。戦災復興の区画整理で生まれた幅100メートルの久屋大通や若宮大通に象徴される広い道路と、碁盤の目のように整えられた中心部の街並みは、名古屋ならではの大きな特徴になっています。
【見どころ】
愛知県名古屋市にある名古屋城は金の鯱で名高く、2018年に復元が完成した本丸御殿では絢爛な障壁画を間近に見られます。天守は木造での復元に向けて2018年から入場を休止しており、外観の見学のみとなっています。三種の神器の一つ草薙剣をまつる熱田神宮や大須商店街、テレビ塔とオアシス21が並ぶ久屋大通公園など、歩いて巡ることのできる名所が中心部にほどよく集まっています。
【トリビア】
名古屋めしと呼ばれる独自の食文化が根づいており、味噌カツや味噌煮込みうどん、ひつまぶし、手羽先、あんかけスパゲッティなどが親しまれています。喫茶店で飲み物を頼むとトーストやゆで卵が付いてくるモーニングの習慣も有名です。トヨタ産業技術記念館やリニア・鉄道館ではものづくりの歩みに触れられ、産業観光の町としても年々人気を集め、修学旅行の行き先にも選ばれています。

