【概要】
摩耶山掬星台は兵庫県神戸市の摩耶山山頂にある展望広場で、日本三大夜景の一つ。「掬星台」の名は「星を掬える」ほど夜景が近いことに由来する。大阪から神戸まで広がる1000万ドルの夜景を一望でき、特に六甲アイランドや神戸港の光が織り成すパノラマは圧巻。
【歴史】
神戸の夜景は、六甲山系の開発と共に歩んできました。産業道路や港湾施設の明かりが増えるにつれ、その光量は圧倒的なものとなり、「1000万ドルの夜景」へと進化しました。「100万ドル」から桁が増えたのは、単なるインフレではなく、電気代の高騰や光の範囲の拡大(大阪~神戸)を反映したものだという説もあります。
【特徴】
標高約700mからの眺望は、大阪湾をぐるりと囲むような大パノラマ。神戸の街だけでなく、大阪中心部、関西国際空港、遠くは和歌山方面まで見渡せるスケールの大きさが魅力です。視界が広いため、光の粒が空の星と繋がっているように見え、まさに「掬星台(星を手で掬(すく)える場所)」という名にふさわしい体験ができます。
【見どころ】
掬星台へは「まやビューライン(ケーブルカーとロープウェイ)」でアクセスするのがおすすめ。急勾配を登る途中の車窓からも絶景が楽しめます。また、展望台の床には蓄光石が埋め込まれた遊歩道「キラキラ小径(こみち)」があり、ブラックライトで照らされた天の川の上を歩いているような幻想的な雰囲気に包まれます。
【トリビア】
実は、掬星台の名前の由来は、昭和天皇がここからの夜景をご覧になり「星が手で掬えそうだ」と仰ったことによるとも言われています(諸説あり)。かつては天上寺の境内でしたが、今は誰もが楽しめる開放的な公園となっています。リュックサックマーケットなどのイベントも開催される、市民の憩いの場でもあります。
📅 最終更新: 2026/2/14

